神戸に行った際JR新長田駅付近を見学してきました
阪神淡路大震災から30年経ちましたが、縁あって地元大学の先生から現地案内をしていただき、創造的復興がなされている一方、昔ながらの住宅街も多数存在している現状を確認しました。
見学日:2025年1月27日(月)
見学場所:JR新長田駅界隈(北地区・南地区)
以下、写真にてコメントしていきます。
まずは長田で栄えた産業(ケミカルシューズ)の概要から北地区を回ります。
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新長田駅出口でのMAP |
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復興土地整理事業の見所案内 |
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ケミカルシューズ産業の概要 |
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まちづくり検討内容 |
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個人事業主多数の母体から、昭和40年代前半黄金期を迎えていた。 |
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復興まちづくりの具体的テーマ |
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くつのまちマップ |
北地区の街歩き
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シューズプラザ外観(今は衰退している様子) |
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せせらぎ通り |
道幅を広く取り道路わきに浅い水路が設けられている。火災時からの延焼防止に役立つ
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電線を地中化し美観にも配慮されている |
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水笠通公園 |
以前より広くし大火が発生してもここでくい止められる。
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まちづくり協定8(ヒビは劣化した為) |
協定に基づき地区のビジョン化を果たした
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公園地下に100トンの水槽を設置し火災に備えている |
ここからは南地区の街歩き
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JR新永田駅南口広場 |
毎年1/17神戸三宮東遊園地で行われている「阪神淡路大震災1.17のつどい」と同様に、この地でも追悼行事が行われている。
神戸出身漫画界の巨匠、横山光輝氏代表作の1つ「鉄人28号」が高さ18m、重さ50トンという超ビッグサイズの銅鉄製モニュメントとして出現。地域活性化と新たな観光拠点つくりを目的に、阪神淡路大震災からの復興のシンボルとして2009年10月誕生したもの。
最近塗装が劣化してきた為2025年2月再塗装を行っています。
更に詳しく「鉄人28号モニュメント」については
こちら |
大正通商店街入口 |
国道2号線をまたいだ大正通商店街は駅前の、新長田商店街に比べ人通りが極端に少ない。
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その一歩を踏み出すために、再びつらい苦しみや悲しみ |
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新長田駅前での「1.17つどい」の様子 |
大火を免れた地域
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老朽化した家々が並ぶ一体も存在する |
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近くの商店街は殆どシャッター街 |
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同地区の消火器設置案内図 |
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解体する住居もあった |
更に詳しくを見たい方は、
創造的復興とは復旧(前の状態に戻す)ではなく、未来思考で新しい地域の形や、コミュニティーを想像し、街や建物などのハードウェアの復興だけでなく、せこに生活する住民、市民の生活が復興することだと思う。
そうした創造的復興が新長田では行われてきたものだと感じた。
とても有意義な時間だった。案内していただいた先生、大変有難うございました。
さて、街歩きも駅界隈を見学し、ちょーど昼時になった為、有名なお好み焼き屋さんへと案内していただいた。
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お好み焼き「青森」 |
こちらのお店は「そばめし」発祥のお店、店内はそんなに広くはありませんが、待合席も有り遠方から食べにくるお客様も多いとか、そばめしは焼きそばとご飯を鉄板の上で炒める料理でしたが、それぞれの味が楽しめ、大変美味しくいただきました。
牡蠣のお好み焼きもジューシーで美味しかった。
おまけ
帰路にて
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USJラっピング飛行機 |
伊丹空港で搭乗待合中偶然USJラッピングの飛行機を見ました。結構レアらしくJAL職員も写真に収めていました。
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